真空低温乾燥&固液分離法とは?
真空低温乾燥システムを使用して、植物や果物を生体水と粉に分ける技術です。一般に用いられている水蒸気蒸留法、ヘキサン抽出法等と異なり、加水や化学物質を使うことなく、植物のみから水分を抽出する方法であるため、高温で素材の成分を壊したり、化学物質の残留の心配がなく、生の素材の良さをそのまま生かすことができます。
35〰45℃の低温で乾燥して抽出するため、植物の持つ多様な栄養素や酵素等を変質させることなく抽出することが可能になります。粉末に含まれる栄養素等も、熱で失われる成分や変質してしまう成分等を壊すことなく乾燥させることができます。
日本の特別製法で殺菌処理が終わった生の黒ガリンガルを「真空低温乾燥機」の中に皮ごと投入します。
製造機内の気圧を下げます(減圧)。気圧を下げることで、水の沸点が低くなり、沸騰しやすくなります。(気圧が低いと、100℃で沸騰する水あ35℃でも沸騰するようになります。
35〰45℃の低温で温めます。黒ガリンガルの中の水分が沸騰し、水蒸気と乾燥した黒ガリンガルに分かれます。
粉末(固)と生体水(液体)に分離したものを、サプリメントと化粧品として加工します。
粉末には、黒ガリンガルの栄養素・色素・香りが生に近い状態で抽出されています。栄養素だけでなく酵素もほぼ壊れずに残ってます。
生体水は、黒ガリンガルの根茎の中にあった細胞水を主とする水を指します。この生体水には精油等に含まれる香気成分(有効成分)が含まれています。色素は抽出されません。この生体水は飲料水としても使用できます。
植物生体水とは?
植物生体水とは、植物が作りだした植物そのものの水のことです。植物の根、茎、葉、花など全てに生体水が存在します。
植物から抽出された生体水は、とても活性化されており、抽出する植物の種類や、抽出する部位により、その性質や特徴が異なります。
植物は大地から水や栄養素、ミネラルなどを吸収し、活性化することで、私達の体に栄養素が吸収しやすいように変化させてくれています。
さらに、植物の持つ豊富な各主成分が、水の分子間の引き合う力を阻害するため、生体水は、極めて低い表面張力を現出します。植物生体水は、表面張力が低い事により、肌につけた際、吸収が早く、様々な成分による効果が期待できます。また、植物生体水の香りは、飲料として直接体内に取り込むことが可能です.