頭部の骨格と筋肉について知ろう!
バンコクRENEスパの大人気メニューである「MINAEメソッド❤筋活リンパマッサージ」のテクニックをふんだんに取り入れた「小顔矯正 Vシェイプマッサージ」では、このページで紹介しているお顔の筋肉すべてを調整していきます。お顔の筋肉が緊張して縮んだり硬くなったりすることで、筋肉の中に張り巡らされた血液やリンパ液の流れが悪くなり、老廃物が溜まってお顔がむくんだり、硬くなった筋肉にひっぱられることでお顔の骨格までも歪んでしまったりすることで、お顔が大きく見えてしまいます。
このページでは、脳を保護する頭蓋骨と表情をつくる表情筋が頭部の構造を紹介しております。人間はほかの動物に比べて脳が多くく発達していて、脳を収める頭がい骨も大きいという特徴があります。また、口で言葉を話し、さまざまな感情を表情で表してコミュニケーションを図るため、表情筋がとくに発達しています。
MINAEメソッド❤筋活リンパマッサージは、しっかりとした解剖学に基づき、「筋肉をゆるめて、筋膜をはがして、リンパを流す」ことで、緊張したお顔の筋肉をリラックスさせて老廃物を流すことで小顔にしていくことが可能です。
頭部の骨格(脳を守る脳頭蓋と顔面を形成する顔面頭蓋)を知ろう!
脳を守る半球体の頭蓋骨は5種7個の骨で形成されていますよ!
頭蓋骨(とうがいこつ)は、大きく2つに分けられます。ひとつは正面にあって顔面の形成にかかわる顔面頭蓋、もうひとつは、頭蓋腔(とうがいくう)という空洞を形成する神経頭蓋(脳頭蓋)で、その中に柔らかい脳を収めています。
脳頭蓋は一般的に頭蓋骨と認識されている半球体の部分になりますが、実は1個の単体の骨ではなく骨格になります。
頭の前面にある「前頭骨」から左右対処の1対からなる「頭頂骨」、後頭部の「後頭骨」とつながります。そして左右1対の「側頭骨」と「蝶形骨」をふくめて、5種7個の骨がつながり構成されているのです。
側面から見ると、縫い目のような線があるのがわかります。これは、骨と骨が結合している部分(つなぎめ)であり、「縫合線(ほうごうせん)」といいます。
骨の結合には、肘や膝の関節のように、骨同士の連結部分が可動性を持つ「可動結合」と、頭蓋骨の縫合のように連結しているが連結部分が動かない「不動結合」の2つがあります。
前頭骨と頭頂骨の繋ぎ目は「環状縫合」、頭頂骨と後頭骨の間は「ラムダ縫合」、頭頂骨と側頭骨の間は「鱗状(りんじょう)縫合」といいます。
頭がい骨の中で唯一動くのが顎の関節です。耳のすぐ前あたりにあり、上下左右自由に動き、食べ物を咀嚼(そしゃく)したり、話したりするときに動きます。咀嚼して物を食べるのは哺乳類だけです。
顔面頭蓋を形づくるのは大小さまざまな16個の骨です
顔面頭蓋は、16個の骨から成り立っています。目と鼻の周辺には「鼻軟骨」とともに鼻を形成する鼻骨、眼窩の内壁前部には薄い板状の涙骨があり、これらは左右1対です。鼻腔を左右に仕切る篩骨(しこつ)は複雑な形状をしていて、骨内に多くの空洞を含んでいます。
顔面の主要な部分は、「上顎骨(じょうがくこつ)」と「下顎骨(かがくこつ)」、「頬骨(きょうこつ)左右1対」からなり、その他に「口蓋骨(こうがいこつ)」、「下鼻甲介(かびこうかい)左右1対」、「舌骨(ぜっこつ)」があります。
頭部の筋肉(表情筋)~コミニュケーションを図るために特に発達しています
顔面にも多くの筋肉(骨格筋)が存在していて、喜怒哀楽を表現しています。表情筋の1つひとつが動くことで、目や鼻、口などの顔のパーツが変化し、繊細な表情がつくられます。
体中にある骨格筋は普通骨に付着していますが、顔面表情筋は皮膚に付着しています。
顔面表情筋が収縮することによって、皮膚が引っ張られて眉が上がったり、口角が引き上げられたりして表情がつくられます。顔面表情筋はすべて顔面神経に支配されています。
さて、RENEスパのMINAEメソッド❤筋活リンパマッサージは、お顔の解剖学に基づき、お顔を大きく見せたり、垂れ下がらせたりしてしまう筋肉群(表情筋)を調整していくことで、お顔を小さく見せることが可能な施術になります。では、実際にお顔のどの筋肉にアプローチしていくのかをご紹介していきたいと思います。
表情筋の種類とそれぞれの働き
〇 眼輪筋(がんりんきん)
眼を開閉させるはたらきのある筋肉です。目の周りにあり、この筋肉が衰えると上まぶたのたるみ、目尻のシワにつながります。
眼輪筋とは目をぐるりと囲んでいる、まぶたの開閉のときに使う筋肉で、瞼板前部、隔膜前部、眼窩部の3つの部位に分かれている。
眼輪筋が衰えると、目元のたるみやハリ不足などを引き起こす可能性があります。
〇 頬筋(きょうきん)
口角を上げるはたらきのある筋肉です。上下あご関節から口角まで伸びており、この筋肉が衰えると口角が下がった表情になります。
頬や深層にある筋肉が頬筋で、口角を外側へ引くはたらきがあり、口を閉じて唇を横に広げる。
トランペットを吹くときのように、口から空気を拭き出す際にはたらく筋肉もあります。
〇 前頭筋(ぜんとうきん)
眉毛を上げるはたらきのある筋肉です。尾毛の上から伸びており、この筋肉が衰えると顎にシワができてしまいます。
〇 上唇挙筋(じょうしんきょきん)
上唇を引き上げるはたらきのある筋肉です。
〇 大頬骨筋(だいきょうこつきん)
口角を顔の上方、外側に引き上げるはたらきのある筋肉です。
〇 口輪筋(こうりんきん)
口元の表情をつくるはたらきのある筋肉です。唇のまわりにあり、この筋肉が衰えると口元にシワ・たるみができてしまいます。
〇 咀しゃく筋(そしゃくきん)
咀しゃく筋は下顎骨の運動(主に咀嚼運動)に関わる筋肉の総称になります。下顎を動かし、食物の咀嚼に役立ちます。
側頭筋、咬筋、内側翼突筋(ないそくよくとつきん)、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)の4つの筋肉から成ります。
収縮すると下顎が引き上げられ、歯をかみ合わせることができます。咀しゃく筋はすべて下顎神経に支配されています。
咀嚼筋が凝ると、頭痛や表情痛、眼精疲労などを引き起こすことがあります。口がまっすぐ開かない、顔が左右非対称、口を開けて指が縦に2本しか入らいないなどの症状があれば、咀嚼筋をほぐすことが重要です。
側頭筋(そくとうきん) ~
側頭筋は、噛む力を生み出す強力な筋肉です。内側翼突筋、咬筋とともに咀嚼筋として、下顎を閉じる働きをしています。強く噛んだ際にはこめかみ付近がもりあがるのが確認できます。
内側翼突筋(ないそくよくとっきん) ~噛む働きと顎を前に出すはたらきがある
顎の深層にある咀嚼筋のひとつです。
噛む働きと頭を前に出す働きを持っています。
また、外側翼突筋と交互に働くことによって、ものを口内ですりつぶす働きにも作用します。
外側翼突筋(がいそくよくとっきん) ~口を開ける働きと顎を前に出すはたらきがある
頬骨の深層にある咀嚼筋のひとつです。
上部と下部の2つに分かれていて、上部は口を開けるはたらきがあり、下部は主に顎を前に出すはたらきがあります。
大きく開口するとき、下顎骨関節突起を前方に引きます。
咬筋(こうきん)
噛むための骨格筋で、咀嚼筋の1つです。
頬骨のあたりにあります。この筋肉を動かすと他の表情筋も刺激されます。
咀嚼筋のひとつでもっとも浅層にあります。
浅部と深部に2つの筋腹があって、他の筋肉とともに下顎を閉じる働きをします。
筋の停止が顎関節から遠く、側頭筋よりも効率よく力を発揮することができます。
表情筋は他の筋肉とは違い特殊な働きをしている
顔の筋肉(表情筋)は体の筋肉と違って特殊なはたらきをしています。というのも通常、骨格筋といえば、骨から始まり骨に終わる(起始と停止)ことがほとんどなのに、表情筋は「皮筋」といって皮膚のみを動かす筋肉となるからです。
それもそのはずで、私たちがつくる表情(笑顔や怒っている顔、困った顔など)は、骨同士で構成する関節が動いて形づくられているものではなく、皮膚が近寄ったり離れたりすることでつくられているものだからです。
当然、関節を動かすことに比べて、皮膚を動かすことにそこまでの力は必要なく、、表情はひんぱんに変わるために持久力も不要になります。
もちろん筋肉である以上、疲労もしますし老廃物も蓄積するので、ケアは必要になりますが、骨格筋と同様に強い激しい刺激は必要としません。
顎関節はとても重要な関節です
表情筋は関節を動かさないと前述しましたが、そもそも頭部に関節そのものは存在するのでしょうか?
実は・・・1つ(左右で2つ)だけあります。それは「顎関節」です。顎関節は、その進化や発生にいくつもの謎や偶然が重なって今の状態に至っており、非常におもしろい関節だといわれています。一言で言うなら「高機能」な関節なんです!!
例えば体の関節(例えばゲ首や肘関節など)が動かないと不便ではあるものの「生きる」ことには弊害にはなりません。ところが、私達のエネルギー源である食べ物を咀嚼して噛み砕く働きを担っているのが「顎関節」であるため、生きる上では不可欠な関節ということになるわけなんです。
しかも、咀嚼という激しい動きをするときもあれば、言語を話すという細かい動きをすることもある、とてもとても繊細な関節でもあります。
ここで1つ実験をしてみましょう!
① まず最初に立ち上がり、そのまま腰から後ろに沿ってみましょう。どれくらい反れましたか? これは体幹の「後屈」という動きになるのですが、どこまで反れたかを覚えておいてくださいね。
② 次に、一度元の状態にもどして、今度は顎をおもいっきり前に突き出してから(いわゆるしゃくれ状態)反ってください。どうでしょう?先ほどよりも反らないことはないですか?
③ 今度は、顎を思いっきり後ろに下げて(前から顎だけ殴られたような感じで、下側の前歯を上の前歯よりも後ろに下げた状態)で反ってください。①の状態で反った後屈よりも深く反れるはずです。
このように、じつは顎の位置は全身に影響を及ぼすのです。もし関節に歪みや運動障害があるなら、それが原因で肩こりや腰痛、五十肩などを引き起こす可能性は十分にあり得ますし、またその逆も然りなんです。
咀嚼筋は全身に影響を及ぼします
では、顎関節の運動障害を引き起こす原因は何でしょうか?
そのひとつに、やはり筋肉が考えられます。特に咀嚼筋(口を閉じる筋肉)は、男性で60㎏、女性で40㎏もの力で咬合しています。このことから、その力は腕や足の筋肉と同等、いいえ、それ以上に疲労が蓄積したり、凝ったりする・・と考えられます。
そう考えると、もちろんその分、顎関節のケアが必要となってくるわけです。
具体的にいえば、口を閉じる筋肉では「咬筋」「側頭筋」「概則翼突筋」「内側翼突筋」等の筋肉が挙げられ口を開ける筋肉では、「顎二腹筋」「オトガイ舌骨筋」「顎舌骨筋」が挙げられます。
特に閉口筋である咀嚼筋群は、パワーも持久力も求められるので、それなりにケアが必要となってきます。
顎関節と表情筋のケアにプラスしてリンパ系もケアする「MINAEメソッド❤筋活リンパマッサージ」
表情筋のときは優しい力でマッサージするだけでもいいのですが、咀嚼筋はそう簡単にはいかないんです。もちろん、とにかく強ければいいというわけではなく、適切な強さ、方向、時間を見極めながら施術をしていく必要があります。
つまり、ある程度高レベルな技術と細かさが必要になってきるわけなんです。この顎関節と表情筋の動きをしっかりと理解した上で開発されたのが「MINAEメソッド・筋活リンパマッサージ」です。
このメソッドを開発した当店の店長土井美苗は、筋肉の知識だけにとどまらずリンパ系の知識も豊富なことから、筋活リンパマッサージは、顎関節と表情筋のケアにプラスして、お顔のリンパ系にもアプローチしていきます。さらに癒着した筋膜もリリースしていくため、1回の施術でも驚くほど結果(むくみ解消、小顔、たるみ改善)を出すことが可能です。