猫背を治し、姿勢を改善したい方におすすめのコース

良い姿勢は、スタイルが良く、若々しく見せてくれますよね。猫背や反り腰だと、左右バランスが悪い姿勢は、あなたの魅力を半減させてしまいます。もちろん、男性も姿勢が悪いとまるでおじいさんみたいに見えて、実年齢よりも老けてみられますよ。

猫背(ねこぜ)になる原因は、筋肉・骨格・生活習慣・心理状態などが複雑に関係しています。
理学療法の視点から、根本的な原因を体系的に説明しますね。

猫背になる原因は何?

🧠【1】筋肉バランスの崩れ(最も多い原因)

猫背の多くは「前の筋肉が縮み、後ろの筋肉が伸びきって弱る」ことで起こります。

部位硬く縮んでいる筋肉(短縮)弱く伸びている筋肉(弛緩)
胸・肩前面大胸筋、小胸筋菱形筋、僧帽筋(中部・下部)
胸鎖乳突筋、斜角筋頸部伸筋群、後頭下筋群
腰・骨盤ハムストリングス、大殿筋腸腰筋、腹直筋、背筋群

➡つまり、「胸を縮めて背中を丸める姿勢」が癖になり、筋肉がその形で固まっていきます。

ストレートネックになるイラスト

💻【2】長時間のデスクワーク・スマホ姿勢

現代人の猫背原因No.1です。

  • 頭を前に突き出す「ストレートネック」

  • 背中を丸めて骨盤が後傾する「C型背骨」

  • 長時間の座位で、腹筋・殿筋・背筋が使われない

➡ 1日6時間以上PC・スマホを使う人は、姿勢筋が「サボり癖」を起こします。

⚖️【3】骨盤の傾き(土台の歪み)

背骨のカーブは骨盤の角度と連動しています。
骨盤が後ろに倒れる(後傾)と、自然に背骨が丸まります。

🌀 骨盤後傾 → 背骨後弯 → 頭部前方位(ストレートネック)

➡ 座り方の癖(背もたれに寄りかかる・浅く座る)も関係しています。

猫背のイラスト
えんばいのイラスト

🦴【4】加齢・筋力低下・骨変形

  • 加齢に伴い背筋群が萎縮(特に脊柱起立筋)

  • 骨粗鬆症による圧迫骨折や椎体変形

  • 胸郭が硬くなり呼吸が浅くなる

➡ 高齢者では「円背(えんぱい)」と呼ばれる、背骨そのものの変形が進行することも。

💭【5】心理的・感情的要因

意外に多いのがこのタイプです。

  • 自信がない・落ち込み・ストレス → 肩をすくめる・うつむく姿勢

  • 呼吸が浅くなり、自律神経も乱れる

➡ 精神的緊張が筋緊張を引き起こし、「姿勢のクセ」として定着します。

👣【6】その他の要因

  • 視力低下 → 顔を前に出すクセ

  • 運動不足 → 姿勢保持筋が弱る

  • 合わない靴・かばん・枕 → 体のバランスが崩れる

  • 成長期の悪い姿勢 → 骨格の歪みとして残る

🔁 猫背が悪化していくメカニズム(悪循環)

  1. 胸筋・腹筋が縮む

  2. 背中・肩甲骨周囲が伸びる

  3. 肩が前に出る(巻き肩)

  4. 頭が前に出る(ストレートネック)

  5. 呼吸が浅く、代謝低下・疲労感増加

  6. 姿勢保持がますます難しくなる

猫背ができるメカニズムのイラスト

猫背を改善するRENEのお勧めコース2つ

呼吸法や肩甲骨に原因がある場合

呼吸が浅い、肩甲骨が動かないといった上半身の筋肉に原因があり、猫背になっている人にお勧めのコースです

呼吸が浅くなると、筋肉が酸欠状態になり、柔軟性が損なわれ硬直してしまいます。その結果血流を悪くし、体を冷やします。反対に呼吸が深くなると産所の摂取量が上がり、酸欠状態にあった組織や細胞にも酸素が行き届くようになります。その結果、筋肉が柔らかくなりパフォーマンスも上がり、正しい姿勢を保つことができるようになります。当店の理学療法では呼吸を浅くしてしまう原因となる肋間筋や頬筋などの筋肉のこわばりを取り除き、深い呼吸ができる体に変えていきます。また呼吸法等の指導も行います。

さらに、肩甲骨周囲の筋肉がガチガチに固くなっていて、肩甲骨が全く動かない人は、だいたい同時に猫背になっています。それはなぜかというと、肩甲骨が腕の付け根だという意識を持って腕を動かしていないからです。肩甲骨の付け根からしっかりと腕を動かすことができるようになれば、猫背は改善されていきます。当店の理学療法では、肩甲骨をしっかりと動かすために必要な筋肉群を柔らかくして、しっかりと肩甲骨が動くように改善していきます。

重心の位置や骨盤に原因がある場合

反り腰、骨盤の歪み、歩き方の癖などが原因で猫背になっている人にお勧めのコースです。

胸を張って背筋を伸ばすのが良い姿勢だと思われている方がほとんどですが、この姿勢では少しでも気を緩めると元に戻ってしまいますし、長時間もちません。無理に状態をのけぞらせているため、次第に疲れてしまいます。実は、正しい姿勢とは、大腿骨を正しい位置に保てるかどうかが重要なんです。当店の理学療法では、歪んだり反り腰になっている大腿骨を正しい位置に調整して。柔軟性のある腰に改善していきます。

脚をしっかりと上に持ち上げて歩くことができるようになれば、重心の位置が整い、美しい姿勢が作られて行きます。正しい歩き方をするために重要なのは股関節です。股関節周りの筋肉を柔軟に保ち、常に股関節を正しい位置に保つことができれば美しい歩き方ができるようになり、自動的に猫背も改善していきます。糖ての理学療法では、股関節周りの硬くて動きが悪い筋肉を柔らかくして正しい位置に保てるように改善していきます。

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