⚡ ぎっくり腰(急性腰痛症)とは ~突然の激痛「魔女の一撃」と呼ばれる理由~

💥 ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」
突然、腰に走る強烈な痛み──それがいわゆる「ぎっくり腰」です。
医学的には急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)と呼ばれます。
欧米ではこの症状を「魔女の一撃(Witch’s Shot)」と呼び、思いもよらぬ瞬間に激痛が走る様子を“魔女が襲ってきた”ようだと比喩したのが語源だと言われています。
⚡ 突然襲う、想像を超える痛み
その痛みはまさに「動けなくなる」レベル。
軽度でも立ち上がるのがつらく、重度になると寝返りすらできないほどの激痛に見舞われます。
床の物を拾おうと腰を曲げた瞬間
重い荷物を持ち上げた時
くしゃみや咳をした拍子に
このような何気ない動作をきっかけに、腰の筋肉や関節に急激な負担がかかって発症します。
🩺 急性腰痛症と慢性腰痛症の違い
ぎっくり腰(急性腰痛症)は、痛みが出てから4週間以内の腰痛を指します。
一方で、3か月以上続く腰痛は慢性腰痛症と呼ばれます。
つまり、ぎっくり腰は「急に発症する強い痛み」であり、
適切に対処すれば1~2週間ほどで回復するケースがほとんどです。
⏳ 経過と回復
痛みは通常、1〜2週間以内に軽快することが多いですが、
無理に動かしたり、誤った自己ケアをすると悪化し、慢性化することもあります。
適切な対処と休養が非常に大切です。
ぎっくり腰(急性腰痛症)強い痛みが特徴

⚙️ 原因は「捻挫」か「炎症」
ぎっくり腰には主に2つのタイプがあります。
1️⃣筋肉・靭帯の炎症タイプ
無理な動作や疲労の蓄積によって筋肉・腱に炎症が起き、動かすたびに激しい痛みを感じるタイプです。
2️⃣ 関節や椎間板の損傷タイプ
腰椎の後方にある「椎間関節の捻挫」や「椎間板の小さな亀裂」など、突然の衝撃で組織が損傷し、痛みが出るケースです。
多くの場合、レントゲンを撮っても異常が見られないのが特徴です。
痛みの大半は筋肉・関節の機能的な問題によって生じています。
筋肉・靭帯の炎症タイプ
まず1つ目に挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。ぎっくり腰は突然起こりますが、症状としていきなり表れるだけで、ゆっくりとその原因となるものは進行しているのです。
中腰で荷物を持上げようとした瞬間に激痛が走ったり、よろめいてちょっと片足を勢いよくついてしまった瞬間などにぎっくり腰になりやすいですが、日常の中で同じ動作をしても平気だったのに、ある瞬間にぎっくり腰になってしまいます。これは、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が、あるとき負荷の許容量を超えてしまい、腰痛として発症してしまったと言えるでしょう。
日常生活を送る中で、筋肉疲労は必ず起こります。通常はそれを回復するメカニズムを持ち合わせていますが、睡眠不足や栄養バランスが取れていなかったり、運動不足や座りっぱなしの仕事を続けるなどしていると、筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになります。
関節や椎間板の損傷タイプ
ぎっくり腰になる原因の1つに、骨格の歪みもあげることができます。
私たちの日常を振り返ってみると、立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事に就いていると、長時間、限られた姿勢でいることが多いでしょう。
こうすることで、身体の柔軟性が失われていき、同じ骨格や筋肉だけを使うことになってしまいます。
使われている筋肉には負荷がかかり、使われていない筋肉は少しずつ緩んでいきます。こうしたことが筋力のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招き、腰椎の後方にある「椎間関節の捻挫」や「椎間板の小さな亀裂」など、突然の衝撃で組織が損傷し、痛みが出ます。
歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周囲の筋肉への負荷に変わります。身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながるのです。
ぎっくり腰(急性腰痛症)は、少しずつ動いておくほうが復帰が早い!
かつて、ぎっくり腰を起こした後は、安静にすることが大切だと言われていました。しかし、ずっと動かないでいると、腰痛との関係が深い「背筋」が衰えてしまうため、回復が遅れてしまうということがわかってきました。
したがって、発症から2~3日後に痛みがやわらいだころから、多少の痛みを我慢して、動かせる部位は積極的に動かすようにしましょう。
腰痛を改善するバンコクRENEスパの理学療法
🩹 理学療法による早期回復アプローチ
RENEの理学療法では、ぎっくり腰の原因となる筋肉や関節の状態を評価し、
痛みの軽減と再発防止を目的に治療を行います。
理学整体(手技療法):腰部・骨盤まわりの筋緊張を緩和
超音波療法:深部の炎症や組織修復を促進
遠赤外線温熱療法:血流改善と回復力向上
体幹安定化トレーニング:再発しにくい腰づくり
理学療法士が痛みの段階に合わせて無理のない施術を行い、
症状を早期に改善へ導きます。
🚫 自己判断でやってはいけないこと
激痛時に無理に体を動かす
強く揉む・叩く
長時間同じ姿勢を続ける
湿布のみで放置する
炎症期にこれらを行うと、かえって悪化する場合があります。
痛みが出て2〜3日間は安静にし、早めに専門家の施術を受けることが大切です。
背中(腰痛)・鼠径部の痛み改善コース【理学療法】
理学療法の治療で行う、腰痛・背中・鼠径部の痛みに特化した専門のコースです。通常ではなかなかアプローチできない深層部の筋肉にもアプローチしていきます。超音波治療と手技治療(ディープティッシュマッサージ)の両方から治療を行います。
90分 2800バーツ
ぎっくり腰を繰り返さないために
ぎっくり腰は「一度治れば終わり」ではありません。再発を防ぐには、
骨盤の歪みを整える
姿勢の改善
体幹の筋力強化
が欠かせません。当スパでは、理学療法士が日常の動作・姿勢・ストレッチ方法まで丁寧に指導し、「魔女の一撃を二度と受けない身体」へ導きます。
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👉 バンコク RENE 理学整体&リンパスパ
国家資格を持つ理学療法士による、腰痛・ぎっくり腰・姿勢改善専門ケア LINE・お電話でご予約可能です。
