ひじの痛みにひそんでいる病気

このページでは、ひじの痛みから考えられる主な病気を、痛む場所別に紹介しております。

「普段と異なる痛み」「動けないほどの痛み」「痛みが長く続く」「似たような痛みが何度も繰り返される」といった場合は重い病気が隠れていないか確認が必要です。自己判断せずに、まずきちんと医師の診察を受けましょう。

医師の診断の結果、あるいは治療後に、理学療法によるリハビリ・セルフケアが可能場合は、バンコクリンパマッサージ&理学整体スパRENEの理学療法士にご相談ください

ひじ 全般の痛み

関節炎

ひじ関節が炎症を起こした状態のことをいいます。その原因には、捻挫や打撲などの怪我、使い過ぎ、ウイルス性(風邪など)、細菌や結核の感染、痛風(高尿酸血漿)や偽痛風性(尿酸以外の結晶誘発による)、変形性関節症(ひじ関節の軟骨や骨の変形による)などのさまざまあります。関節炎では、痛み、腫れ、発赤、熱感の4つのどれか、あるいはそれらが重なって出現します。しっとしていても痛いことがありますが、多くの場合は動かすと痛みが強まります。病院での検査が必要です。治療としては、原因疾患に合わせて、痛みがひどい場合は安静にし、消炎鎮痛薬や湿布、クリームを用います。痛みが軽減したら少しずつゆっくり動かすことが大切です。あまり動かさずにいると関節が拘縮(硬くなり、動きが制限されること)し、よけい痛みが強くなってしまいます。

変形性肘関節症

ひじの曲げ伸ばしで痛みが出たり、伸ばしにくい・曲げにくいなど可動域に制限が出ている場合は、変形性肘関節症の可能性があります。原因は、ひじ関節の骨折や脱臼などの外相や、酷使(スポーツや大工作業など)による、ひじの骨や軟骨の変形です。ひどい場合には、顔が洗えないなどの大きな不便を生じることもあります。レントゲン検査が必要です。治療は消炎鎮痛薬や湿布、クリームの使用、温熱療法など。特に大切なのは、可動域改善の理学療法によるリハビリが必要です。痛みが治まり次第、ゆっくりと動かしていくことが大切です。

ひじ側面(外側)の痛み

頸椎性の神経痛

怪我などの原因がないのに、ひじの外側がじっとしていてもしくしく痛む場合は、頸椎(首の骨)が原因の神経痛の可能性があります。主に頸椎症性神経根症です。首の骨や椎間板のゆがみによって神経根が圧迫されたり、炎症を起こしたりして、首から肩、肩甲骨まわり、ひじや指まで痛い痛みやしびれ、麻痺を生じる病気です。「肩こり」の原因となる場合もあります。レントゲン検査やMRI検査が必要です。治療は頸椎の治療のほか、症状にお叔父て消炎鎮痛薬、神経治療薬のリハビリ、ビタミンB12、筋弛緩薬などを用います。

ひじ側面(内側)の痛み

肘部管症候群(ちょうぶかんしょうこうぐん)

ひじの内側側面に痛みがあり、さらにての小指・薬指の領域にしびれや知覚異常がある場合は、肘部管症候群の可能性があります。原因は、ひじの内側、上腕骨内上顆の後方を走行している尺骨神経の異常です。この神経が何らかの刺激で圧迫されたりして、しびれや麻痺を生じているのです。レントゲン検査や神経伝導検査が必要です。治療としては、初期にはん浅にし、ビタミンB12の摂取などの保全的治療(手術以外の治療)を行い、麻痺が進行する場合には手術が必要です。

ひじ背面(伸側)の痛み

上腕三頭筋(腱)炎

主にひじを伸ばす時に、ひじの背面や上腕背面のひじ周辺が痛む病気です。原因は、ひじを伸ばす動きの上腕三頭筋が、スポーツのし過ぎなどで炎症を起こしているためです。レントゲン検査が必要です。治療としては、運動を一時中止するか軽減し、消炎鎮痛薬や湿布、クリームを使用しながら、徐々にストレッチを行っていく運動療法が有効です。(当店では理学療法士が運動指導が受けれます)痛みが炎症がひどい場合は、数日から2〰3週間ひじを固定する場合もあります。

ひじの滑液包炎(肘頭滑液包炎:ちゅうとうかつえきほうえん)

ひじの背面に痛みや腫れなどがある場合には、ひじの肘頭(曲げた時に出っ張る部分)の皮下にある、滑液包という袋が炎症をおこしている可能性があります。滑液包は、ひじをついた際にクッションとなる部分で、ここが何らかの刺激で炎症を起こすと、ひじの背面に痛みが出ます。出血して血が溜まってることもあります。レントゲン検査が必要です。治療として、炎症の原因が細菌などの感染でない場合は安静にし、駅の穿刺などを行います。感染が原因である場合は切開して膿を出す必要があります。

ひじ関節の痛みを改善するバンコクリンパマッサージ&理学療法スパRENEの理学療法治療メニュー

② 理学整体+超音波治療 

理学療法の治療で行う手技整体であり、ひじ関節まわりの表面の筋肉から深層部の筋肉へと順番にアプローチして弛めていきます。ひじ関節は腕の筋肉やじん帯、健に連動しているため、ひじ関節だけを治療するのではなく、痛みの原因となる腕の筋肉系の治療が必要となってきます。ひじに関しては慢性の痛みが多いことから、超音波治療などを合わせて行い治癒速度を早くします(7倍ほど早くなります)。ひじ関節の場合は3回~5回程度の施術が必要となるケースがほとんどです。年齢や症状が出てからの期間にもよりますが、ほぼ痛みがない状態にまで改善できます。

理学整体 60分 1500バーツ、超音波療法 1部位 250バーツ

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