脳にも黒ガリンガル!!

黒ガリンガルの写真

未知なる植物“野生種クロガリンガルサプリメント”は、日本の株式会社RENE(レーネ)が、日本の特許技術によって、その機能を損なうことなくほぼ生に近い状態で完全製品化しました。

まさに太古からのこの植物の持つ不思議な力と日本人ならではの技術力の統合によってできた商品です。

その不思議な働きは大学との共同研究(同志社大学生命科学科抗糖化リサーチセンター、同アンチエイジング研究センター)によって研究され、学会でも発表されており医療機関でも採用されています。

その黒ガリンガルを使用して、現在、同研究所でアルツハイマー型認知症の特効薬の開発研究をされているのが、世界初のアルツハイマー型認知症薬「アリセプト」を開発された杉本八郎教授です。

アルツハイマー型認知症は「脳の糖尿病」と言われるほど、糖化が深く関与しています。

黒ガリンガルという植物には、糖化によって生じる変異たんぱく質(アミロイドβ―タンパク)の凝集を抑える可能性があることが分かり、現在、マウスを用いた実験でその効果を調べられているそうです。

さらに、脳内で記憶を伝達する重要な神経伝達物質の減少を抑制する作用があることも分かり、黒ガリンガルの抗炎症作用との相乗効果によって、脳機能の改善効果、認知症予防作用への研究が進められています。

そんなすごい研究をされている杉本八郎教授っていったいどんな方なのでしょうか?

実は、2019年7月29日には、NHKの逆転人生でも杉本八郎教授のアリセプト開発物語がドキュメンタリーとして放送されました。

教授が開発されたこの薬は、薬学会のノーベル賞ともいわれる「ガリアン賞」の特別賞を受賞した、世界で一番多く使用されている有名な薬なんですよ!!

杉本八郎教授の逆転人生

本当は詩人を目指していた文科系少年だった

杉本八郎教授はお写真の方ですが、とても穏やかで優しい表情をされた。ハンサムな紳士です。

杉本教授は東京都江戸川区出身だそうですが、子供のころは詩を作るのが好きで、将来は小説家か詩人になりたいと思っていた文科系少年だったそうです。(以下 NHK放送の「逆転人生」から要約させていただきます)

しかし、八郎という名前のとおり八人目の子供であり、非常に家計が苦しかったことから、母親に高校卒業後にはすぐに働けるようにと工業高校の進学を薦められ、工業高校卒業後は、製薬会社「エーザイ」に就職しました。

エリート集団の製薬企業「エーザイ」の中で・・・

「エーザイ」は、今でこそ大きな会社ですが、当時はまだ小さな企業だったことから、杉本教授は、「エーザイなら自分の活躍もあるかもしれないと」考えて就職したのだそうです。

ところが、就職してみると・・・製薬企業は大学卒業者ばかりが集まるエリート集団だったのです。

そんなことから、高校しか出ていない杉本教授は、研究補助ばかりさせられる日々が続きました。

「きちんと大学を出て、自分自身の手で創薬研究をやりたい」という思いが日ごと募ってきた杉本教授は、夜学の大学へ働きながら通うことにしました。

その熱意は会社にも伝わり、残業をなしにするといったような配慮もしてくれたそうです。

そうして、大学で有機化学や基礎力や研究追行能力を本格的に身につけていった杉本教授は、会社でも独自の研究を行うことができるようになり、30代になった頃には研究員として高い評価を受けるようになったのです。

アルツハイマー型認知症治療薬の開発

杉本教授がエーザイに入り、アルツハイマー型認知症の特効薬開発を志したのは、母親が認知症を患ったことがきっかけでした。

杉本家には、9人の子供がおり、杉本教授の母親は9人の子供を養うために、一日中忙しく働いていました。

杉本家は、もともと料理家さんでしたが、戦火で焼けてしまいました。戦後、父親は様々な商売に手を出しましたが、どれも上手くいかず、ついに日雇い労働者になってしまいます。父親はやけ酒により給料を全部使い果たすような生活になり、その貧しさは、傘を子供の人数分買えないほどだったそうです。

そんな杉本家を母親が荒川でシジミを取って売るなどして、生活を切り詰めながら支えました。教授はそんな母親を見て「ひとりの女性として、こんなに過酷な人生があるのか」といつも思っていたそうです。

やっと一人前になり「これで苦労をかけたおふくろにやっと恩返しができる」と思った矢先に、突然母親が脳の病で倒れていまいます。幸い一命はとりとめたものの、後遺症として認知症になってしまったのです。

自分のことを見ても「あんたさん、どなたですか?」「お母さん、息子の八郎ですよ」「そうですか、私にも八郎という息子がいるんです。あなたと同じ名前ね」という会話を交わした時には、あまりにも悲しい現実にショックを受け涙を流しました。

「生涯をかけて認知症の薬を作る」と決意しました。

そして様々な苦難を乗り越え、15年に研究チームのみんなと力を合わせて、現在、世界でもっとも多く使用されている世界初のアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」を開発することができたのです。

しかし、残念なことに、杉本教授の母親は、薬の完成を待たずして亡くなられました。

薬のノーベル賞「ガリアン賞」を受賞

杉本教授は、アルツハイマー型認知症の進行を抑える薬「アリセプト」の開発が評価されて、1998年に薬のノーベル賞と言われる「英国ガリアン賞・特別賞」を受賞されました。

さらに1999年、買開くバイオつくば賞、2002年に恩賜発明賞を受賞されました。

杉本八郎教授の現在の研究は認知症の根本治療薬を作ること!!

杉本教授はその後、2010年に京都大学大学院薬学科最先端創業研究センターの教授に就任されました。

その後、2012年から2016年まで、同志社大学脳科研究科教授として活躍され、現在は同志社大学生命科学研究科の客員教授として、さらにグリーンテック株式会社の代表取締役として、認知症の根本治療薬の開発に携わっておられます。

その根本治療薬の候補の1つとして、黒ガリンガルの持つ成分に注目し、黒ガリンガルの研究にも携われているのです。

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