手の痛みにおすすめのメニュー

よく準備体操などで手首を回しますが、そのイメージが強いため、手首は「回る」ものと思いがちですが・・・手首は関節の種類でいえば楕円関節というものになり、その動きとしては、2軸性、つまり4つの方向にしか動かないのです。

4つの動きというのは、縦に動く屈曲・伸展と、側方に動く撓屈(親指側への動き)と、尺屈(小指側への動き)です。素早く連続的に行うと、まるで回るような動きに感じてしまいますが、実際には回るという動きとは違いカクカクした感じがすると思います。

よって手首を調整する時は回すのではなく、しっかりと4方向への動きをつけてあげることにより手首の動きは滑らかになります。手首の痛みが出る部位は、はこの手首の動きにより変わってきます。これらの手首の動きをしっかりと理解した上で原因となる筋肉を見つけて治療を行うことが大切です。

手首の痛みには様々な痛みがありますが、理学療法は手首の痛みの改善にとても効果があります。高度な技術を持つ理学療法士が、手技療法(理学整体)や物理療法(超音波療法)などにより治療を行います。お勧め治療の詳細については、ページの下段で紹介しております。

手の骨格系の構造

複雑な動きを正確に行うための構造

手は、指を形づくる指骨(しこつ)、手の平を形づくる中手骨(ちゅうしゅこつ)、手首を形づくる手根骨(しゅこんこつ)が骨格となり、それぞれに指の曲げ伸ばしをする筋肉がついています。

これらの細かい骨と筋肉が細やかな動きを可能にします。

また、手は自然な状態では全体がアーチ形になっていて、物をつかみやすくなっています。

手の筋肉系の構造

手のひらの筋肉と前腕の筋肉で指を動かす

こぶしをギュッと握ると、前腕の筋肉が硬くなります。

これは、指を動かす筋肉が、前腕から続いているからです。

その前腕の筋肉と、手のひらにある短い筋肉(母子球筋、小指球筋など)が複雑に入り込んで指を動かしています。

親指の動き

手首の痛みにおすすめの理学療法メニュー

手首の痛みついては、まず痛みが出ている部位から、問題のある筋肉を探し当てます。

手は複雑な動きをするため、炎症が起きている筋肉は1つではない可能性が高いです。また、首の筋肉や神経とも繋がっていることから、痺れが出ている場合などは、首の筋肉(斜角筋)が原因となっているケーもあります。

ベテラン理学療法士が、腕や手首の可動域を診ながら原因のある筋肉群を突き止め治療を行っていきます。

当店では手技療法(理学整体)と物理療法(超音波療法)を組み合わせた治療を行うのが基本となります。超音波療法は1カ所250バーツとなりますが、痛みや炎症の程度により放射する部位の数が変わります。また、治療後は自宅でできるセルフケアの方法(ストレッチや筋トレ)を指導します。

治療時間は、概ね30~40分位です。治療費は、超音波療法を放射する数により変わってきます。合計で1000~1500バーツを目安にお考え下さい。下段で痛みの部位別に治療する筋肉をご紹介しておりますので、興味のある方は参考にしてください(手の筋肉は名前も難しいので覚えていただく必要はありませんが、筋肉のイメージとして捉えていただくと、セルフケアの際に役立ちます)

あなたの手首の痛みはどんな痛みですか?

・手首を反らせると痛い

・手首をひねると痛い

・手首が痛い(小指側くるぶし)

・手首が痛い(親指側くるぶし)

・手を着くと手首が痛い

一口に手首が痛いと言っても、実際に手首の痛い部分は一人一人少し違っています。手首をひねると痛い、手首を反らせると痛い、手を着くと手首が痛いなどです。

また手首の小指側くるぶしが痛い、手首の親指側くるぶしが痛いなど、同じ手首でも痛みが起こる場所が違ったりします。

手首には色々な筋肉があり、これら筋肉の損傷が痛みの原因になります。

多くは仕事やスポーツでそれらの部分にある筋肉を酷使しているのが直接的な原因です。痛みが出る部位別に、問題のある筋肉をご紹介していきたいと思います。

手を反らせると痛い

手首の甲側には指を伸ばすための筋肉が4つあります。これらの筋肉が痛んでいると手を反らせた時痛みが起こります。またこれらの筋肉は前腕(肘から下の腕)から伸びているので、手首だけでなく前腕(肘から下の腕)の方も痛んでいる可能性が高いです。

手首を反らした時に感じる痛みの原因疾患で特に多いのが、次の4つの疾患です。

・インターセクション症候群

・筋肉に由来する痛み

・腱鞘炎

・TFCC損傷

 

1 インターセクション症候群

腱鞘炎の一種になります。家事や育児の中で手首を反らす動きを頻繁に行う女性や、パソコン作業や職人などの手仕事をおもに行う職種

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