ひじの外側が痛い!!(バックハンドテニスひじ等)
物をつかんで手の甲を上にして持ち上げた時や、タオルを絞る時、ドアノブを回すなどした時にひじに痛みを感じる人は、筋肉。腱・腱の骨付近部分の慢性炎症が起こっている可能性があります。
このページでは、ひじの外側が痛む「バックハンドテニスひじ」「パソコンひじ」「スマホひじ」等について説明しております。
手首を延ばす筋肉を酷使するとひじに痛みが出る
タオルを絞ったり、ドアノブを回したり、手の甲を上にして手首を動かす際に「ひじの外側が痛む」のは、上腕骨外上顆炎(じょうわんこつがいじょうかえん)です。バックハンドテニスひじとも呼ばれています。原因は、ひじ周辺の筋肉、骨と筋肉をつなぐ組織・腱などの慢性炎症です。
手の甲を下にして手首を使うと、伸筋が働くことになります。
人間は手を伸ばす筋肉(伸筋)のほうが曲げる(屈筋)より弱く、調理などの家事はもちろん、パソコンやスマートホンの長時間操作により伸筋に負担がかかり、炎症を起こすのです。
ひじの痛みの原因となる主な筋肉
長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)
手首を親指側に曲げる、反らす、ひじを伸ばす際などに働きます。
短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)
バックハンドテニスひじ、パソコンひじ、スマホひじの主な原因となる筋肉。手首を親指側に曲げる、反らす、ひじを伸ばす際などに働きます。
総指伸筋(そうししんきん)
親指以外の4本の指を伸ばす際に働きます。前腕の背側中央を通ります。
スマホ利用で疲れやすい前腕の主な筋肉
尺側手根屈筋 (しゃくそくしゅこんくっきん)
手首を小指側に曲げたり、手首を手のひら側に曲げる際などに働きます。
尺側手根伸筋 (しゃくそくしゅこんしんきん)
手首を小指側に曲げたり、手首をそらす際などに働きます
小指伸筋(こゆびしんきん)
小指を伸ばしたり、小指を外側へ動かす際などに働き、総指伸筋の働きを助けます。
短母指伸筋(たんぼししんきん)
親指を伸ばす、外側に動かす、手首を伸ばす際などに働きます。
示指伸筋(じししんきん)
示指(人差し指)を伸ばす、手首を反らす際などに働きます。
バンコクリンパマッサージ&理学療法スパRENEので受けることができるひじ関節の治療
理学療法の治療で行う整体であり、ひじ関節まわりの表面の筋肉から深層部の筋肉へと順番にアプローチして弛めていきます。ひじ関節は腕の筋肉やじん帯、健に連動しているため、ひじ関節だけを治療するのではなく、痛みの原因となる腕の筋肉系の治療が必要となってきます。ひじに関しては慢性の痛みが多いことから、超音波治療などを合わせて行い治癒速度を早くします(7倍ほど早くなります)。ひじ関節の場合は3回~5回程度の施術が必要となるケースがほとんどです。年齢や症状が出てからの期間にもよりますが、ほぼ痛みがない状態にまで改善できます。
理学整体 60分 1500バーツ、超音波療法 1部位 250バーツ