脱水症状と水との関係

皆さんは、脱水症状と聞いて「体内から水分が汗として出過ぎてしまうことで起こる」というイメージを抱かれるのではないでしょうか?

けれど、真夏に外で行われるスポーツでも、汗をかきすぎて脱水症状を起こすケースは稀です。反対にクーラーも点けている家の中で老人が脱水症状を起こして死亡されるというニュースを良く耳にされませんか?

室内にいるということは、屋外よりも発汗は少ないはずであり、ましてやクーラーが点いているのになぜ?と、このニュースを耳にするたびに疑問を持たれる人は多いと思います。

水(H2O)の分子構造

実は、脱水とは汗や尿で水分が体から出て起こるのではなく、体内の水の分子の構造が崩れることで体内の水分量が減り発病するのです。

水(H2O)は、「水素原子(H)が2つ」、「酸素原子(O)が1つ」結合して構成されてます。

図のように、Oから伸びた腕がそれぞれ、Hを捕まえているため、バランスが取れており、「水分子が安定している」ことになります。

水の安定した状態は、電磁波や放射能、または紫外線やストレスにより不安定になります。

それらの原因で酸素原子(O)が持っている水素原子(H)が外れてしまうと、酸素分子O2が出来ます。

一度水分子(H2O)になった形から水素原子(H)が外れた場合に発生する酸素の質は、酸化傾向の酸素(活性酸素)です。

この酸素は活性力が強く、周りにある物質を次々と酸化させてしまうのです。

 

水(H2O)が壊れた時の分子構造

そうなると体内ではどういう現象が起こっているかというと・・。

体内の水分子が崩壊することで、体内に存在したいた生体の水が、酸素と水素に分かれて水でなくなってしまうため、いわゆる水不足になってしまうのです。

体内の水が減ると、それまで生体水(体液)が行っていた役割である

① 酸素と栄養素を体内に運搬する

② 尿や汗として老廃物を体外に排出する

③ 発汗により汗を調節する

という役割が阻害されて正常に行われなくなり、必要な栄養は行き渡らず、老廃物は蓄積し、酸素不足に陥り、そのため脱水症状が起こるのです。

脱水症状を発病すると、全身のさまざまな組織で症状が現れます。

唾液の量も減少してしまうので味覚障害や咀しゃく・嚥下障害が生じ、食欲が減衰します。

さらに消化液も減るので消化及び吸収不良も起こるため、栄養状態も悪化するのです。

また、体内の水分量が減ることで体温調節ができなくなります。通常体温は汗により調節されていますが、脱水症で汗の量が減少すると発汗により体温が下げることができなくなり、体内に熱が蓄積されます。

脱水症状には酸素を吸引する

もしあなたが脱水症状になり病院に運ばれたとしましょう。病院で行われる治療は、水分を補給することだと思いますよね。

もちろん水分補給もされますが、医療機関で先ず行われる処置は、水分の補給の他に「酸素を吸入する方法」というのが選択されるのです。

それはなぜかと言いますと、上記のように体内の水の分子が壊れて、酸素(O2)と水素(H)に分かれた場合、この時の酸素というのは弱酸性であるため、再び水素と結合することができないのです。

よって、体内で水は崩壊したままの状態であるため、体内に水がなくなった状態、つまり脱水状態になるります。

そこで、身体に新鮮な質の良い酸素を吸引すると、酸素を欲しがっている水素と新鮮な酸素が結びつくことができるのです。

そのことにより、体内では水が生成されるため、脱水症状がやわらぐのです。

高齢者が脱水症状になりやすい理由

冒頭で、高齢者は、室内でも脱水症状になるケースが多いことをお伝えしましたが、それは、高齢者になるほど、体内に存在する水の質が悪くなり、壊れやすくなるからです。

反対に年齢が若いほど、体内に存在する生体水の質や量が良く、壊れにくいことを意味しています。

けれど、体内の水が壊れやすい理由は年齢だけではありません。

飲用した水を体内で生体水として変換できるかの能力の差が個人によって異なるからです。

なので、若くても水をあまり飲まない人や、質の悪い水を飲んでいる人は、体内で酸素と水素が簡単に外れないように生体水に変換する力が弱く、脱水症状にもなりやすいということになります。

飲んだ水を生体水にするには、とても複雑な過程を経る必要があります。

なので、できるだけ早く生体水に変ることができる水を摂取することが、脱水症状を予防することになりますし、イコール、生体水化するのが早い水こそが、質の良い水だともいえるのです。

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