肩に激痛がある!!肩が動かない!!腕が上がらない!!

💡四十肩・五十肩とは?
「肩が痛い」といえば、まず思い浮かぶのは“肩こり”ですが、実は肩こりと五十肩は全くの別物です。
肩こりは、首のつけ根や肩周囲の筋肉の疲労によって起こる筋肉性の症状。
一方で、四十肩・五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)は、肩関節そのものやその周囲の組織に炎症が起こる疾患です。
痛みはある日突然やってくることもあれば、じわじわと違和感から始まる場合もあります。
「腕を上げようとすると痛い」「背中に手が回らない」などの症状が見られたら、五十肩の可能性があります。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)はなぜ起こるの?
⚙️ 特に炎症が起きやすい「腱板」
中でも、棘上筋(きょくじょうきん)の腱板は最も炎症が起こりやすい部位です。
肩峰(けんぽう)と骨頭の間の空間が狭いため、腕を上げるたびに腱板が肩峰にぶつかり、長年の摩擦で炎症が進行します。
腱板はもともと血流が乏しい部位のため、一度炎症を起こすと修復が遅れやすいのも特徴です。
このため、50代前後の「加齢による組織変性期」に発症が集中します。
寒い時や夜間、または肩を下にして寝たときなどに、肩に「激痛」が走る。さらに、腕が一定以上動かせない・可動域が制限される――。
このような症状が40代、50代、60代の方に多く見られるため、一般的に「四十肩」「五十肩」と呼ばれていますが、正式な医学的病名は 「肩関節周囲炎」 といいます。
🔍 五十肩の主な症状
肩から腕にかけての強い痛み
腕を上げたり、後ろに回したりする動作で痛みが増す
肘のあたりまで痛みが広がることもある
前・横・真上への挙上、内外へのひねり動作が制限される
痛みをこらえればなんとか動かせる場合は、筋肉疲労や肩こりの可能性が高く、五十肩ではありません。
🧩 なぜ五十肩になるのか
実は、現代の医学でも五十肩の明確な原因は完全には解明されていません。
ただし、これまでの研究から次のような傾向が分かっています。
腕を上げたままの作業を長時間行ったあとに発症しやすい
例:樹木の剪定、大掃除で高い場所を拭く作業など
物を持ち上げようとした瞬間や、テニス・ゴルフなどの動作中に突然痛みが走ることもある
このように、肩を酷使したあとや加齢による組織の弱まりを背景に発症することが多いと考えられています。
🔥 炎症が起こる場所と仕組み
五十肩は、肩関節を構成する以下の部分に炎症が起きる病気です。
関節包(関節を包む膜)
筋肉
靭帯(骨と骨をつなぐ組織)
腱(筋肉と骨をつなぐ組織)
これらの組織は年齢とともに柔軟性が低下し、小さな刺激でも傷つきやすくなります。
炎症が起こると、**組織が硬くなり関節の動きが制限される(拘縮)**ようになります。
⚙️ 特に炎症が起きやすい「腱板」
中でも、棘上筋(きょくじょうきん)の腱板は最も炎症が起こりやすい部位です。
肩峰(けんぽう)と骨頭の間の空間が狭いため、腕を上げるたびに腱板が肩峰にぶつかり、長年の摩擦で炎症が進行します。
腱板はもともと血流が乏しい部位のため、一度炎症を起こすと修復が遅れやすいのも特徴です。
このため、50代前後の「加齢による組織変性期」に発症が集中します。
📊 発症率と年齢層
五十肩は、**全人口の約2〜5%**に発症すると言われています。
つまり100人中5人程度の割合で起こる、決して珍しくない疾患です。
片頭痛などと同様に、「身近だけれど、痛みが長く続く厄介な病気」といえるでしょう。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因となる主な筋肉はこれ!!

上記の首と肩のために連携する主な筋肉のうち、下の筋肉と関節包、腱(板)が肩関節周囲炎の原因となる筋肉だと考えられています。
肩甲下筋(けんこうかきん)

肩甲骨の前面(背中側を表にすると裏側)から腕の骨に繋がり、肩を安定させます。ドアノブを回すなどの腕を内側にひねる際、また引き戸やカーテンを閉めるなどの腕を内側に振る際に働きます。
三角筋(さんかくきん)

鎖骨、肩甲骨の上部・外側から腕の骨と繋がり、肩全体を覆う筋肉です。
上半身で一番大きな筋肉で、腕を持ちあげる、回すなど、肩の動きのほぼ全てで働きます。肩を保護する役割もあります。
棘上筋(きょくじょうきん)

肩甲骨の上面から腕の骨につながり、肩を安定させます。三角筋を補助し、腕を上げる、広げる際などに働きます。棘下筋、小円筋、肩甲下筋とともに、肩の深層筋肉「ローテーターカフ」とも呼ばれます。
棘下筋(きょくかきん)・小円筋((しょうえんきん)

いずれも肩甲骨の表面から腕の骨に繋がり、肩を安定させます。ドアノブを回す、テニスのバックハンドのように腕を外側にひねる際、また引き戸やカーテンを開けるなどの腕を外側に振る際に働きます。
関節を包むカプセル「関節包(かんせつほう)」

関節包とは、関節を包んでいる袋状の膜のことをいいます。内側の滑膜(かつまく)から潤滑の役目をする関節液が分泌されます。加齢や炎症で硬くなると、関節の曲げ伸ばしがしずらくなり、痛みの原因になります。
筋肉と骨をつなぐ「腱(板)」

腱とは、筋肉と骨をつなぐ丈夫な繊維製の結合組織のことです。加齢によって弱くなり、少しの刺激で損傷や炎症が起こります。腱の炎症を腱炎(けんえん)、腱が腱を折邸する腱鞘(けんしょう)とこすれて起こる炎症を腱鞘炎(けんしょうえん)といいます。
四十肩・五十肩改善するバンコクRENEスパの理学療法
五十肩は単なる「肩こり」ではなく、関節内部の炎症性疾患です。
無理に動かすと悪化することもあるため、症状の段階に応じた理学療法・温熱療法・超音波治療などの適切なケアが重要です。
「肩を上げると激痛がする」「寝返りのたびに肩が痛む」といった症状がある場合は、早めの専門的ケアをおすすめします。
重度の方の治療
① ストレートネック&オフィスシンドローム・五十肩改善コース【理学療法】〰(重度の痛みがある方で、医師から理学療法を勧められた方、医師の治療を受けた後痛みが少し軽減した方、腕が上がらない方)理学療法士が行う、オフィスシンドロームや四十肩・五十肩専用の治療コースです。五十肩は、筋肉だけでなく関節包や腱板などに炎症が起こっているため、それらに対する治療も行う必要があるため、超音波療法等の理学療法治療器による治療と、手技による治療を同時に行っていきます。関節包や腱板などの炎症が軽減するまでは、この専門コースの治療を受けることをお勧めします。改善がみられれば、2ケ月に1回、3ケ月に1回のメンテナンスコースとして②のコースに移行します。
90分 3500バーツ⇒プロモーション価格 2800バーツでご提供
バンコクリンパマッサージ&理学整体スパRENEが指導する五十肩改善運動
肩甲骨まわりの筋肉を柔らかく保つことは、五十肩の防止に非常に効果があります。
バンコクリンパマッサージ&理学整体スパRENEでは、理学療法士が治療後に必ず運動指導を行いますが、なかなか真面目にやっていただけないのが現状です。
でも、セルフケアしていただくことで治癒速度は大幅に早まります。
肩甲骨まわりの筋肉のストレッチはとても簡単なので、是非、動画を参照しながら一緒にやっていただければと思います。下のバナーをクリックすれば運動方法の紹介ページへ移動します。
