ひじの内側が痛い! フォアハンドテニスひじ・ゴルフひじ
物をつかんで手の平を上にして持ち上げる、タオルを絞る、ドアノブを回すなどした際に、ひじの内側が痛い人は、筋肉・腱・腱の骨への付着部分の慢性炎症が起こっている可能性があります。
このページではひじの内側が痛い、フォアハンドひじ、ゴルフひじ、スマホひじと呼ばれる症状について説明しております。
前腕の屈折群、腱の疲労がひじの内側に出る
前腕をひねって手の平を上に向ける、手の平側を上にしてつかんだ物を持ち上げる際などに「ひじの内側が痛む」のは、上腕骨内上顆炎(じょうわんこつないじょうかえん)です。原因は筋肉や腱の慢性疲労です。
手の平を上にする、または手の平を上にした状態で肘をまげる(物を持ち上げる)際には、腕の屈筋が動きます。長時間の作業や同じ動作が続くことで、それらの筋肉や腱に負担がかかり、炎症を起こすのです。
屈筋は、伸筋より強いため伸筋の炎症である「上腕外上顆炎よりは発生率が低いと言えます。
ひじの内側の痛みの原因となる主な筋肉
尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)
手首を小指側に曲げたり、手のひら側に曲げる際に働きます。
長掌筋(ちょうしょうきん)
手首を手のひら側に曲げる際などに働きます。拳を握ったまま力を入れると、手首中央に浮き出ます
浅指屈筋(せんしくっきん)
親指以外の4本の指を曲げたり、手首を手のひら側に曲げる際などに働きます。
長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)
手首を親指側に曲げたり、親指を曲げる際などに働きます。
深指屈筋(しんしくっきん)
親指以外の4本の指を曲げたり、手首を手のひら側に曲げる際などに働きます。
ひじ関節を改善するバンコクRENEスパの理学療法
理学療法の治療で行う整体であり、ひじ関節まわりの表面の筋肉から深層部の筋肉へと順番にアプローチして弛めていきます。ひじ関節は腕の筋肉やじん帯、健に連動しているため、ひじ関節だけを治療するのではなく、痛みの原因となる腕の筋肉系の治療が必要となってきます。ひじに関しては慢性の痛みが多いことから、超音波治療などを合わせて行い治癒速度を早くします(7倍ほど早くなります)。ひじ関節の場合は3回~5回程度の施術が必要となるケースがほとんどです。年齢や症状が出てからの期間にもよりますが、ほぼ痛みがない状態にまで改善できます。
理学整体 60分 1500バーツ、超音波療法 1部位 250バーツ
コリと痛みの質問コーナー
Q 急性の痛みと慢性の痛みは、それぞれ」冷やす」のと「温める」のではどちらがいい?
A 急性期は「冷やす」、慢性期は「温めて運動 ストレッチ」が効果的です。
腰痛の場合は、3か月以上続く痛みを「慢性」、発病から4週間以内を「急性」と呼びますが、ケガの場合は2~3日以内が急性期で、1~2週間以降を慢性期と考えてください。
急性期は、冷やすのが原則です。しかし、急性期を超えたら患部を温め、血行をよくしたほうが回復しやすくなります。慢性期には、患部を温めながら、ゆっくりストレッチすることで、痛みが減り、滑らかに動くようになっていきます。