腰がじっとしていても痛む・歩くと痛む・・・

椎間板ヘルニア・坐骨神経症・腰部脊柱管狭窄症・腰椎分離症かも??

原因を特定できる腰痛のうち、腰痛全体の約10%を占めるのが、腰部脊柱管狭窄椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害により起こるものです。

じっとしている状態でも、腰に激しい痛みがある場合や、歩くと痛む場合は、筋肉以外の腰痛の原因が考えられます。椎間板ヘルニア、坐骨神経症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症などの病気が考えられますので、すぐに整形外科を受診してください。

ここでは、筋肉以外の主な腰痛(神経痛)について解説しています。

筋肉以外が原因の主な腰痛とは?

腰を動かすと痛む場合は、筋肉や関節性の原因が考えられるのに対して「じっとしていても痛む」「歩くと痛む」場合は、感染、腫瘍、内臓疾患などの可能性があります。

背骨は、首の骨(頸椎)、背中の骨(胸椎)、腰の骨(腰椎)骨盤の骨(仙骨)、臀部の骨(尾骨)の合計26個で構成され、中には神経が通っています。そして26個の骨の隙間からは神経(神経根)が腕や脚、腰などの身体中のさまざまな場所に伸びています。悪い姿勢や無理な動き、スポーツなど、何らかの原因で骨や椎間板がずれると神経根が圧迫され、腰の痛みにつながります。また脚にしびれや痛みが放散する場合があります。

このような神経痛を伴う病気はレントゲン検査やMRI検査で判明しますが、椎間板ヘルニアや坐骨神経症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症などと診断されます。

これらの病気の場合、基本は保存的治療(手術を行わない治療)を行います。痛みがひどければ短期間は安静にしますが、安静にしすぎると日常生活に復帰するのが遅くなります。多くの場合、腹圧を上げて腰の負担を減らすコルセットの着用や、腫れと痛みを抑える消炎鎮痛薬の服用を行いつつ、医師や理学療法士が指導するストレッチや体操で少しずつ筋肉を動かすことが大切です。

腰痛の危険度をチェックしてみましょう!!

① じっとしていても痛む

「じっとしていても痛む」に当てはまる場合、重い脊椎の病気や内臓の病気の可能性が考えられるため、危険度は大です。すぐに整形外科を受診しましょう!!

② 背中が曲がってきた

「背中が曲がってきた」に当てはまる場合、骨粗しょう症によって背骨がつぶれる圧迫骨折が起きている可能性があります。骨粗しょう症は、骨の中がスカスカになる病気で、閉経後の女性に多く起こります。50歳過ぎから背中が曲がってきたら要注意です。すぐに整形外科を受診しましょう!!

③ お尻や脚が痛む・しびれる

「お尻や脚が痛む、あるいはしびれる」に当てはまる場合、腰部脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害が原因で症状が起こっている可能性があります。これらの病気は進行することがあるため要注意です。

④ 脚のしびれにより長く歩けない

「脚のしびれにより長く歩けない」に当てはまる場合、腰部脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害が原因で症状が起こっている可能性があります。これらの病気は進行することがあるため要注意です。すぐに整形外科を受診しましょう

⑤ 体を動かしたときだけ 腰だけ痛む

「体を動かしたときだけ腰だけ痛む」のみ当てはまる場合、腰の椎間関節や筋肉などが原因の腰痛である可能性が高く、その場合、当面の危険はありません。ほとんどの腰痛は1か月以内に痛みがなくなる心配のないものです。ただし、症状が悪化した場合や、3か月以上症状が続く慢性腰痛の場合は、整形外科を受診することをおすすめします。

椎間板ヘルニア

脱出した椎間板が神経を刺激する。多くの場合は時間とともに改善する

背骨の骨と骨の間にある、クッションと関節の働きをする「椎間板」が後方に脱出して神経を圧迫し、腰痛や坐骨神経痛など下半身の痛みを生じます。ピリピリしたしびれや、重だるさが出る場合もあります。

椎間板ヘルニアの場合は、おじぎをしたり、いすに座るなど、前かがみの姿勢になると、症状が強まるのが特徴です。

レントゲン検査やMRI検査によって診断します。

ヘルニアが見られるのは、第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板に最も多く、その次に第5腰椎と仙骨の間になります。

椎間板ヘルニアの発症理由の1つに、遺伝との関係が考えられています。また、喫煙も関係することが報告されています。スポーツは、直接的には関係しないと考えられています。

典型的なケースとしては、椎間板ヘルニアの症状は腰痛から始まり、その後、お尻や脚にしびれや痛みが生じます。

治療としては、末梢神経遮断薬(リリカ)、非ステロイド性消炎鎮痛薬、アセトアミノフェン、オピオイド鎮痛薬、プレガバリンなどを使用しながら、少しずつ軽い体操やストレッチを行っていきます。ほとんどの場合、手術することなく良くなります。

痛みが強い場合は、神経をまひさせることで特定の部位の痛みをとる神経ブロック注射が行われることもあります。

椎間板ヘルニアは腰痛の原因の3%程度である(ヘルニアがあっても症状が出ない場合の方が多い)

最近の研究では、成人では椎間板ヘルニアを持っている人のほうが、持っていない人より多いと考えられています。ところが、椎間板ヘルニアで腰痛を起こしている人はごく一部です。つまり、椎間板ヘルニアがあるだけでは症状は起こらないのです。

症状が現れるのは、椎間板ヘルニアにほかの要因が加わった場合です。研究の結果わかった要因は、① 神経への圧迫の強さ、② 仕事上の満足度の低さ、③ うつ・不安・ストレスです。

このうち、うつ・不安・ストレスなどの精神的要因は、症状を長引かせ、慢性腰痛の要因にもなります。

そして・・・実は、椎間板ヘルニアの多くは、何の対策をとらなくても、発症してから6か月前後で自然に消失します。これは、整形外科医や理学療法士の間ではかなり以前から常識になっていることですが、一般には、まだあまり知られていないかもしれません。

ただし、すべての椎間板ヘルニアが自然に消えるわけではありません。消えやすいのは、髄核が椎間板と神経の間にある後縦じん帯を突き破っている場合です。その場合は、免疫細胞が反応して、飛び出した髄核を食べるため、ヘルニアが自然に消えるという現象が起きます。髄核が後縦じん帯を突き破っていない場合は、免疫細胞が反応しにくいため、椎間板ヘルニアは自然に消失しにくいと考えられています。

気をつけないといけない椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアには神経根型と馬尾型の2つのタイプがあります。

神経根型は、脊柱管を縦に通っている神経から枝分かれして左右の方向へ伸びる神経の根元部分である神経根が圧迫されている場合を指します。

神経根型は腰痛や片脚の痛みなどが起こりますが、危険度は高くありません。

馬尾は脊柱管を縦に通っている神経の束で、おしりや脚全体へと伸びる神経と繋がっています。馬尾が圧迫される馬尾型の椎間板ヘルニアは危険度が高くなります。

椎間板ヘルニアで排尿障害を起こされる方は、この馬尾型のヘルニアになります。原因は飛び出した椎間板が膀胱や腸をつかさどる馬尾神経が強く圧迫され傷つけられていることで起こります。形が馬の尻尾に似ていることから馬尾神経と呼ばれますが、この神経は排尿や排便だけでなく下半身の運動や感覚機能と密接に関わる部分なので非常に重要なのです。

馬尾全体が圧迫されて生じる重篤な神経症状を馬尾症候群と呼び、日本整形外科学会/日本脊椎脊髄病学会の腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインでも馬尾症候群を伴う腰のヘルニアは発症後早期に手術を行うことが望ましいとしています。

椎間板ヘルニアで排尿・排便障害が起きているのを放置しておくと、足の感覚が麻痺して歩行困難になり、将来寝たきりになってしまう可能性もあります。

特に急性の腰椎椎間板ヘルニアを原因とする馬尾症候群は長い時間が経過してしまうと神経症状の回復が不良とされているため、発症後48時間以内に手術を行うことが勧められます。手術を行うタイミングは排尿障害と膀胱直腸障害の度合いによって変わりますが、馬尾症候群と思われる症状が見られる場合は、できるだけ早く病院で検査を受けて医師と相談することが重要です。

また、神経型椎間板ヘルニアの方には、理学療法が非常に効果的な治療法なので、是非、バンコク リンパマッサージ&理学療法スパRENEの理学療法士が行う理学療法を受けられることをおすすめいたします。(運動指導もさせていただきます)

あなたの椎間板ヘルニアはどちらのタイプかチェックしてみよう!

腰痛に伴ってお尻や脚にしびれや痛みがある場合、

「椎間板ヘルニア 馬尾症状チェック」

の①~⑥のうち、当てはまる項目が1つでもあれば、馬尾型という進行しやすいタイプである可能性が高くなります。

症状が1つも当てはまらない場合は、神経根型という進行しにくいタイプであることが考えられます。

①しびれはあるが 痛みはない

②しびれや痛みが 脚の両側にある

③両足の裏側に しびれがある

④お尻の周りに しびれが出る

⑤お尻の周りに ほてりが出る

⑥歩くと 尿が出そうになる

腰部脊柱管狭窄症

腰やお尻、足にしびれが出て、長く歩き続けられなくなる病気

腰椎脊柱管狭窄症は、腰の部分の椎骨の脊柱管が狭くなり、腰椎の中(脊柱管)を通る神経や、腰椎から伸びる細い神経(神経根)が圧迫され、炎症や神経の血流障害をきたす病気です。

症状の特徴は、歩き始めは大丈夫でも、しばらくするとお尻や足に痛みやしびれを感じて歩くのが難しくなり、少し休憩する(特に、しゃがんで前屈する)とまた歩けるようになることです。

腰部脊柱管狭窄で必ず現れる症状が、脚のしびれや痛みで、太ももからふくらはぎやすねにかけて起こります。腰痛は必ず起こるわけではありません。

レントゲン検査やMRI検査によって診断します。

治療としては、消炎鎮痛薬や神経の血流をよくする薬などを使用しながら、少しずつでも歩くようにします。そして、どうしても症状が強くて日常生活に支障が出る場合は、手術を行います。

特徴的といえる症状が、腰部脊柱管狭窄の約7割に起こる間欠跛行(かんけつはこう)です。

歩いているうちに脚のしびれや痛みが強くなって歩けなくなり、前かがみになって少し休むと楽になって、また歩けるようになる……といった症状を繰り返します。しばらくまっすぐ立っているだけで、しびれや痛みが起こることもあります。

腰部脊柱管狭窄症の可能性をチェックしてみよう!

しばらく歩くと、脚のしびれや痛みが出る方は

「腰部脊柱管狭窄 症状チェック」

で腰部脊柱管狭窄症の可能性をチェックしてみましょう!!

次の項目の①から④の症状のうち、当てはまる項目が多い人ほど、腰部脊柱管狭窄である可能性が高くなります。

①太ももから ふくらはぎや すねにかけて しびれや痛みがある

②しびれや痛みは しばらく歩くと強くなり 休むと楽になる

③しばらく立っているだけで しびれたりいたくなったりする

④前かがみになると しびれや痛みは楽になる

気をつけないといけない腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄にも、椎間板ヘルニアと同じく馬尾型と神経型の2つのタイプがあります。
馬尾は、脊柱管を通る神経の束で、馬尾から分かれた神経は、左右の脚に伸びています。そのため、馬尾が圧迫されると両脚にしびれが起こります。

また、馬尾はぼうこうの機能を調節しているため、進行すると排尿障害が現れたり、寝たきりになったりする可能性もあります。馬尾型が疑われる場合は、すぐに整形外科を受診することがすすめられます。

神経根は、馬尾から左右に分かれた神経の根元です。神経根のふくらんだ部分は、痛みのセンサーとしての働きを持っているので、圧迫されると強い痛みが起こります。多くは片側の脚だけに痛みが起こります。ただし、多くの場合、数年以内に自然によくなります。

腰部脊柱管狭窄症のタイプをチェックしてみましょう!

次の「腰部脊柱管狭窄 タイプチェック」の⑤~⑩のうち、当てはまる項目が1つでもあると、馬尾型という、進行しやすいタイプである可能性が高くなります。

1つも当てはまらない場合は、神経根型という、進行しにくいタイプであることが考えられます。

自分の腰部脊柱管狭窄が、どちらのタイプかきちんと調べるためにも、脚のしびれや痛みが1週間以上続く場合は、整形外科を受診してください。

⑤しびれはあるが 痛みはない

⑥しびれや痛みが 脚の両側にある

⑦両足の裏側に しびれがある

⑧お尻の周りに しびれが出る

⑨お尻の周りに ほてりが出る

⑩歩くと 尿が出そうになる

腰部脊柱管狭窄症の治療方法(一般)

腰部脊柱管狭窄と診断されると、多くの場合、まずはのみ薬による治療が行われます。

馬尾型、神経根型とも、第一選択薬となるのが、神経への血流を改善するプロスタグランジンE1です。

特に、神経根型の多くでは3か月ほどでよくなります。そのほか、馬尾型のしびれに対してはプレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)が、神経根型の痛みに対しては非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などが使われることがあります。

神経根型で歩けないほど痛みが強い場合は、障害されている神経のそばに局所麻酔薬を注射する神経ブロックが行われることもあります。

腰部脊柱管狭窄の対処として、もっとも改善効果がはっきりしているのが日常的に運動を行うことです。安静にしていると、腰を支える筋肉が弱まるため、症状が進行してしまいます。ただし、痛みをがまんしながら運動するのは、つらいため長続きしづらく、おすすめできません。

バンコク リンパマッサージ&理学療法スパRENEの理学療法士は、続けやすい簡単な運動を指導しておりますのでお問合せください。また、理学療法は、非常に効果的な治療法なので、医師の診察の結果手術をするほどでもない症状の方は、是非、当店の理学療法を受けられることをおすすめいたします。

坐骨神経痛

坐骨神経痛

腰やお尻、太ももの外側に痛みやしびれが出る。多くの場合は時間とともに改善する

坐骨神経痛は、「症状」の表現であり、病名ではありません。「坐骨神経痛」の名前が腰椎、仙骨から出る細い神経(神経根)の集合体です。この神経が何らかの原因で圧迫されると、腰やお尻、太ももの外側やすね、足先などに痛みやしびれが生じます。

原因は、①坐骨神経のすぐ近くか、神経を通している背骨の脊柱管にある場合 ⓶ お尻の筋肉などにある場合 の主に2種類あります。

①には、腰椎間板ヘルニアや腰椎分離症なども含まれます。

レントゲン検査やMRI検査によって診断します。治療としては、末梢神経遮断薬(リリカ)などを使用しながら、少しずつ軽い体操やストレッチを行っていきます。ほとんどの場合手術することなく、よくなります。

理学療法は非常に効果的であり治癒速度を早めます。

坐骨神経痛の様々な症状

坐骨神経痛の症状を感じる代表的な場所は、お尻、太ももの裏・すね・ふくらはぎがありますが、どこか一部分だけに坐骨神経痛 症状を強く感じるケースもあれば、足に激痛が走り足全体に坐骨神経痛症状を強く感じるケースもあります。

坐骨神経痛とそれに伴う主な症状としては、これらが挙げられます。

1.腰の痛み、臀部の痛み
2.太ももの裏、足へかけての痛み、しびれ
3.体を動かすと痛みやしびれが悪化する
4.痛みのため歩行が困難になる
5.足に力が入らなくなる
6.足の筋肉が左右で差が出てくる

腰椎分離症

腰椎分離症

腰痛背部の前後方をつなぐ部分が疲労骨折で分離し、痛みを生じる

腰椎分離症は、腰椎の前後方をつなぐ部分(腰椎椎弓)の疲労骨折と考えられています。骨折により腰椎背部の一部の骨が分離し、痛みを生じます。

スポーツをする成長途中の青少年(10代)によく見られます。一般の大人でも、症状のあるなしにかかわらず、100人に1〰2人の割合でこの分離症があると言われます。

青少年の場合、初期に発見された際にスポーツを中止し、コルセットをしっかり装着すれば、分離した骨がくっつきますが、大人はくっつきません。

痛いときだけコルセットや消炎鎮痛薬を使用し、スポーツや負担がかかる運動は2〰3ヶ月程度、医師や理学療法士の指導に基づいたストレッチなどを行います。分離部の痛みが強い場合のみ手術を行います。

人間の椎弓は、神経組織などを保護するためにリング状の構造になっています。スポーツや物理的な負担がかかる行動、特にジャンプや腰が回旋する運動を繰り返し行うと、腰椎の後部組織にあたる椎弓(棘突起、横突起、上関節突起、下関節突起)特に椎弓狭部が疲労して、疲労骨折が生じ、それが治癒しない場合に腰椎分離症を引き起こすと考えられています。

椎間板ヘルニア・腰椎脊柱管狭窄症・坐骨神経痛等に効果があるバンコクRENEスパの理学療法

① 背中(腰痛)・鼠径部の痛み改善コース【理学療法】

理学療法の治療で行う、腰痛・背中・鼠径部の痛みに特化した専門のコースです。通常ではなかなかアプローチできない深層部の筋肉にもアプローチしていきます。超音波治療、電気刺激治療等の理学療法器械による治療と手技治療(ディープティッシュマッサージ)の両方から治療を行います。

概ね90分 2800バーツ

② 理学整体ディープティッシュマッサージを含む)【理学療法】

理学療法の手技治療です。痛みの原因となっている筋肉を探し出し、整体により凝り固まった筋肉をゆるめていきます。上半身の筋肉に問題がある場合は、首や肩の治療もあわせておこなり、下半身の臀部や脚の筋肉に問題があるときは、脚やお尻の治療もあわせて行います。またディープティッシュマッサージにより筋肉の1層目から2層目まで順番にアプローチして筋肉を整えていきます。

概ね60分 1500バーツ

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